海外メディアは天皇陛下生前退位のニュースをどう伝えた?


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平成天皇陛下が生前退位のご意向を示され、正式に2018年(平成31年)の4月30日に退位されることとなり、皇太子さまが翌日の5月1日に即位されることに決まりました。

現在に至るまでの経緯として、最初の生前退位の発表は一昨年に遡りますが、退位の第一報時の時は世界各国で天皇陛下生前退位のことがニュースになったことは記憶に新しいところです。

当初のこのことを海外のメディアはどう伝えていたのでしょうか?

また、日本における天皇制の生前退位とは過去にもそのような例があったようです。

それはいつの時代にどのような形であったのか調べてみました。

また、天皇・国王制をひく他諸国の例もありましたのでどのようなことがあったのかも調べてみて興味深いストーリーに出会ったのです。

では早速本題の『海外メディアは天皇陛下生前退位のニュースをどう伝えた?』にすすんでいきます。

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海外のニュース

こちらが海外から日本への第一報のニュースと思われます。

 

TOKYO (Reuters) – Japanese Emperor Akihito intends to step down in coming years, public broadcaster NHK said on Wednesday, a step unprecedented in modern Japan.

The 82-year-old monarch, who has had health problems in recent years, expressed his intention to the Imperial Household Agency, NHK said. It did not cite a reason.

Officials at the agency could not immediately be reached for comment.

出典:Yahoo!7

このニュースの概要をまとめてみました。

  • 日本の天皇陛下(明仁)は健康上の問題で、そろそろ即位を退かれる意向があるとNHKがニュースを報道。
  • ただ、もしそうなると近世に於いては例のないことである。
  • 国内のマスコミが宮内庁に問い合わせていますが連絡は取れず、詳細は分かっていない。

というような内容です。

その後も続々と海外からニュースが入ってきており、海外のメディアが伝える内容を要約しますと、

  • 天皇陛下は82歳のご高齢に加え、今までにも今年のインフルエンザ感染をはじめ、心臓手術、前立腺がんなどの病気と対峙されておらた。
  • 特に体調を崩されて2011年から2012年(手術)にかけて、行われた「心臓の冠動脈のバイパス手術」の際に秋篠宮親王がひどく心配されておられた。
  • 陛下の体調を懸念した秋篠宮親王は、宮内庁に天皇退位をできる年齢(いわゆる定年制度)を提案したが、宮内庁は任務を減らして天皇陛下の負担を減らすという対応策をとったようである。
  • 宮内庁は陛下の生前退位については、慎重な姿勢をみせている模様。

というような報道の内容でした。

過去に生前退位はあった?

光格天皇

そして海外メディアはこうも言っています。

近世に於いては生前退位という例はなかったが、1817年にEmperor Koukakuが生前退位しているとニュース速報で報じています。

日本のニュースでも取り上げていないのに、どこから調べたのでしょうか?

早速、Emperor Koukaku(こうかく天皇)について調べてみました。

1817年の時代から調べていくと過去に生前退位されたのは光格天皇になりますが、生前退位されたと明確に書いてある資料、文献を見つけることが出来ませんでした。

海外のメディアが、何故この光格天皇の取り上げたのか後ほど詳しく調べてみたいです。

追記

後に光格天皇は譲位という形で、次の仁孝天皇に天皇の位を譲渡してたようです。

今回の生前退位とは違うニュアンスのような気がします。

国王制をひくイギリスではこんなエピソードがありました。

エドワード8世

現在のイギリスの女王、クイーン・エリザベス2世の叔父(父の兄)にあたります。

エドワード8世は国王に即位後まだ独身であったため、ある女性との結婚を望みました。

しかし、その女性は離婚歴がありアメリカ人だったこともあり、政府側は国王のままでの結婚に対して難色を示しました。

その女性をあきらめきれないエドワード8世は、弟のジョージ6世(クイーン・エリザベス2世の父)に国王を譲り生前退位してその女性と結婚しました。

よって健康上の理由ではなかったんですね。

また、もしエドワード8世が国王を退位せずそのまま続けていたら今のエリザベス女王の存在はありませんでした。

そしてエリザベス女王の子供であるチャールズ皇太子も皇太子にはなってないのです。

よってダイアナ妃と結婚することは恐らくなかったでしょうし、あの悲劇は生まれなかったと思うと何ともやるせない気がしますね。

おわりに

現在のイギリスの女王、クイーン・エリザベス2世(90)は父、ジョージ6世の崩御に伴い、26歳の若さで国王になりました。

90歳のご高齢にもかかわらず、64年以上公務をこなしているわけです。

国王就任の時に女王は“ I  devote my whole life to the service of my country.”(私は国民の皆様に、私の全ての人生を捧げます。)というメッセージを残しています。。

日本の天皇陛下も即位された時から今もずっと、このイギリス女王と同じく国民の皆さんに御自分の人生を捧げるという気持であられたに違いありません。

地震や天災などの震災時など、必ず震災各地に足を運び被災者の苦労をねぎられている陛下のお姿が目に浮かびます。

国民を見下すことなく、同じ目線に立たれて全力で公務をこなされるお姿に、世界の人々が尊敬の念を持っています。

公務を減らすということは、今大変な思いをしている日本国民の支えになることができない、義務を全うできない。

だからこそ退位して次に託そうとされているのではないかと思うのです。

また、ヨーロッパ等の他国の国王に於いても、御高齢ゆえの諸問題等を抱えていると思われます。

今回の生前退位のニュースが世界の国王制度に風穴を開けるきっかけになることを願います。

今回も最後まで『海外メディアは天皇陛下生前退位のニュースをどう伝えた?』をお読みいただきありがとうございました。


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